【月一小話 植物の小ネタ バックナンバー】

2016年9月

*見て良し、食べて良しの植物『コキア』*

 

秋に紅葉し、ふわふわ、モコモコした丸い草姿のコキア(ホウキギ)を見かけたことはありませんか。晩秋に枯れた枝を束ねて、箒(ほうき)に利用していたことから、別名をホウキグサとも呼ばれている植物です。

 

秋には真っ赤に紅葉した美しい草姿を見ることができるので、ガーデニングにおすすめです。さらに、秋に実る果実は、直径1-2 mmの小さな球形で、黒緑色で光沢があり、キャビアのような食感があることから“畑のキャビア”とも言われています。実は、秋田県の特産品「とんぶり」がこのコキアの果実なのです。コキアの果実は食物繊維が豊富で、また、血糖値の上昇を抑えるサポニンが多く含まれています。漢方医学ではコキアの果実を「地膚子(じふし) 」といい、利尿と強壮に効果がある生薬として、取り扱われてきました。

 

私たちの健康にも一役買ってくれるコキア、植物からもらう恩恵って本当に大きいものですね。みなさんも是非、今年は、真っ赤に紅葉したコキアの絶景に囲まれながら、秋を感じてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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