【月一小話 植物の小ネタ バックナンバー】

2017年1月

*アムラタマゴノキで救え!世界のカカオ危機!*

 

大人も子供も大好きなチョコレート。しかし、2020年には、チョコレーが食べられなくなってしまう可能性もでてきました。

 

みなさんもご存知のように、チョコレートは、主に西アフリカで栽培されている「カカオ豆」が原料です。しかし、現在、チョコレートの需要と供給のバランスが悪く、カカオの供給が追いついていないのが現状です。また、栽培現地では、児童労働による労働搾取が社会問題であることも忘れてはいけません。

 

そもそも、カカオは、苗の植え付けから、良い実を収穫するまでに6~7年も要し、そのうえ、わずかな量しか収穫できません。また、水はけの良い高温多湿の肥沃な土地、かつ、強風が吹かない場所など非常に限られた地域でないとカカオは栽培できません。

 

このように、カカオの生産には、長い時間と労力が求められるため、収益性が低いカカオから、より収益性が高い天然ゴムの生産などにシフトする流れもあり、「カカオ危機」に拍車をかけています。

 

この窮地を救うべくして、最近、”アムラタマゴノキ”という植物が注目を集めています。”アムラタマゴノキ”のバターはカカオ豆からつくるココアバターに成分や特徴が近く、チョコレート原料の代替として利用できそうなことが分かってきました。インドや中国南部に自生しており、通年の収穫もできるため、収穫までに数年を要するカカオと比べれば、まさに、天からの贈り物です

 

私達が普段、愛してやまないチョコレート。バレンタインに必須のチョコレート。なんとしてもカカオ危機から逃れたいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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