突然変異の誘発方法には、中性子線、重イオンビームやガンマ線などの放射線や、EMSなどの化学変異源があります。この中でも中性子線は、他の放射線では難しい「高LET線」の非常に大きいエネルギーで植物の2本鎖DNAを切断することから、突然変異の誘発率が高いことが知られています。また、植物の成長点や培養物、微生物に簡単に照射が可能な手法です。

「中性子線照射×EMS」処理サービスは、これら突然変異誘発方法のうち、中性子線照射(放射線)とEMS処理(化学変異源)を組合わせることで、突然変異率の向上と、多様な変異が期待できます。

本サービスでは、お送りいただいたサンプルに中性子線照射後、さらにEMS処理を実施し納品いたします。